「涼宮ハルヒの雪国」諸々(前)

もう1週間切ってますやんか。ということで、hana to yume刊「涼宮ハルヒの雪国」についての大まかな説明、セルフライナー、弁明、その他。
全40ページ(表紙含む。本文36P)、表紙2C・本文モノクロ、全4篇のパロディ小説に5人の絵師による挿絵、1Pマンガ1点、特別イラスト1点、というのが大まかな仕様となっており。コレに扉や奥付、4篇それぞれの解説的あとがきなどが差し込まれているわけで、つまり長いものでも1篇8P、という「読み物」としては極めてライトな、イラスト集と見るには邪魔な文字のみページがやけに多い(笑)、そんなB6・3mm幅の本でございます。

■「涼宮ハルヒの雪国」イラストレーション:華子
これは以前ここに書いたもの*1ほぼそのまんま、です。せっかくだからチョイと変えるなり続きを書くなりすれば良いものを。とはいえ、縦書き明朝、hana to yume キャプテン・華子先輩による挿絵効果で、だいぶ印象の違うものになっているような気がします。
イラストは、私からのリクエストにより、「菫画報」「二十面相の娘」の小原愼司さんのタッチを「カバー」してもらいました。ヲハラファンの私としてはたまらない出来! 冒頭以降をヲハラ的展開で脳内構築してみると面白いかもー。
そもそも今回「SOS団 vs 佐倉高校新聞部」を書こうと思ってたんですね。しかし結局、話が膨らみすぎて収集がつかなくなったんで見送りに。というかソレは誰かにマンガで描いて欲しい。読みたい。

菫画報 4 (アフタヌーンKC)

菫画報 4 (アフタヌーンKC)

■1Pマンガ「涼宮ハルヒの闇鍋」:HTC*
すでにコミケおよびそれに準ずるイベントで活躍しているHTC*くん(今回のコミケにも同日参加しているそうです)描き下ろしの1Pマンガ。〆切1週間前の発注であるにも関わらずソッコーで描いてくれました。
CDジャケなども手掛けている彼ですが、なんと「二次創作マンガ」は初めてとのこと。なので彼のファンにもぜひ手に取ってペラペラして頂きたい。当日は東西別のブース(こちらは西、彼は東)になってしまったようで。「通勤ラッシュより凄惨な現場」といわれる会場で会えるかどうか分からん、ということで、彼のほうのブースにも数冊置いておきますのでペラペラして!

■ T r i n i t r o n i c a * http://air.ap.teacup.com/hitachtronics/

■「涼宮ハルヒの恐竜」イラストレーション:木魚ちゃん
言わずもがなの「のび竜」ミックス……なんですけど、これはもう書いてる最中から懸案事項ーー「同じような内容を、誰かが書(描)いていないハズがない」ーーを抱えており。実際、書き終えたあと信頼のおける友人に読んでみてもらったところ、即「クリティカルにかぶっとるよー」とお返事が。某有名イラストサイトさんの内容とだだかぶりです(笑)。というか今夏のコミケに同タイトルの本が発売されとる(笑)(こちらはどうも全然違う展開らしく、読んでみてぇ)。詳細は本文あとがきにも書いてますけど、結局書き直すでも没にするでもなく掲載しました。〆切的に困ったから……というわけではなく(笑)この組み合わせを、特に「ドラ」世代の方なら考えないわきゃーない、というのと、「こんな素敵なイラストサイトの方とカブったんなら、むしろ光栄では?」という謎のポジティヴ思考発動により。具体的な反省文はコミケ後にでも。
で、イラストを描いてくれたのは、謎のイラストレーター・木魚ちゃん。その正体はマイミク震撼(笑)の意外なお友達。何年振りかにペンを握ったら"覚醒"したらしく、オリジナルタッチの「恐竜」挿絵に加え、急遽「魚喃ハルヒ」を追加してくれました。今後もこのペンネームで活動するのか(笑)。
続きはのちほど。