追いつめられ系

「アイドル☆ナイト vol.2」にお越しのみなさま、ありがとうございました&関係者ちょうお疲れ。お客さんの過半数がトニセンコン帰りという爽快なまでにアウェイな状況の中、アニソン・アイドルソング等をえいえいしてきました。おたのしみいただけ……てはないんじゃないか。まーでもJであれ何であれ、PPPHはみな共通、ですね。
DJをやる場合、頭からキッチリとセットを組んでやる人と、その場でアレコレと選ぶ人があると思いますが、俺の場合は完全に後者で、お客さんの顔色を超うかがいながら当初の予定をどんどん変えていくタイプ。テクノのように時間軸をビッチリ考えるようなジャンルのバッキバキDJプレイはやれませんので。まあ先週のはどっちに転んでもアウェイだったですけど(笑)、それでも空気は超読んだ。ほいで、後者の場合はだいたい予定時間以上の音源を抱えて挑むわけですけど、俺の場合は小一時間の出番でも半日ぐらいやれそうな分量持ってくんですね。どっちに転んでも良いようにと。
つって、実際はその場でうんうん流れを考えながら「うあああどうしたものか」と自らを追いつめる「テンパリ芸」を楽しむためにやっている、というのが真相なんですけど。今回はすっごい忙しなく曲をとっかえひっかえしながら、挙げ句Twitterに投函し続ける(笑)という新たなテンパリミッションを頼まれもしないのに課してみました。結果大変楽しかった。繁盛店の板前みたいな気分を味わえる。頭の中のインデックスと格闘しながら、あーこの曲はここで切って、このイントロのここから差し込んだらいいんじゃないか、というのをその場でどうにかするのが楽しいんですね。

今回は、ド頭に「ヱヴァ序」弐号機発進シーンのBGMをかけること*1と、途中でLady, Oh!(ラジオっ娘)の「茅ヶ崎サンライズ」桃井はるこ「恋のレシピ」(すばらしすぎる)をかける、っての以外は完全ノープランでした。ので、ここにセットリストを書き起こすことはもはや不可能。流れとしてどうだったかはわかりません。あからさまな失敗箇所もあったけど、いくつかの「この流れは鉄板じゃよー(今後使えるかも)」という組み合わせも見つかった。そういうのが要所要所でスコッとハマッて、その場にいる人に伝わると、あーDJって面白いものだなーと思うんですよね。テクノだとかそのへんの人たちから見たらすっげー雑な風に思われるかもしれませんが。
遊びにきていたHASEくん(ソランジュ エ デルフィーヌ)と「文化祭シーズンあたりになんかやりたいですよなー」という話をした。最近は腰が重くてあまり自主的に動こうという気持ちが沸かないですけど、文化祭はやりたいなー。
桃井はるこ「恋のレシピ」

*1:前の人からの流れをいい感じに断つ、力技系の曲としてはなかなかに便利。「断ち曲」のストックはいっぱい用意してます。