パーティーのピープル

この土日はいずれも夜に友人知人の催すイベントへ。
土曜日は渋谷・青い部屋。「その名はスペィド」主催興行第1回「美しき獲物たち vol.01」へ。満員御礼。セミフォーマル某を思い出さずにいられないぐらいの混み具合。これが電車なら1本乗り過ごすよ、と思った。どの出演者も素晴らしかったが、なによりもスペィド。ここのところ毎月3〜4本ほどの舞台をこなしているからか、ちょっとこのショウは物凄いのではないか、という気迫・貫禄・その他を感じた。スペィドの音楽に初めて触れたのは2年ぐらい前なのだけれど、その頃からショウの軸は全く変わっていなく、恐ろしく徹底している。彼らの音楽は打ち込みであって、考えようによってはその2年前と「全く同じものを見せられている」とも言えるのだけれど、それでも、何度でも観たい、という気持ちにさせられる、真に「ショウ」をやれている人達なのだな、と感じた。「全く同じもので魅せられた」のだった。万事に於いて「率先して徹底しない」をやってきてしまった俺にとって、スペィド、SLF氏(同い年)の「徹底の鬼」ぶりに心底感心。ただ「超満員だと、後方の客席ではショウが見えない」という嬉し哀しいジレンマも。もっと言いたいことがあるが、長くなるのでこの辺で。

http://www.youtube.com/watch?v=JgcyoPsyktg
http://www.youtube.com/watch?v=_6lJ24oa2f4
これを観てしっくりくるものがある人は
その名はスペィド
◆◇ EIGASHA.COM -東京映画社- ◇◆
この2つのサイトを嘗め回すように観ると良いと思う。
そして今日、日曜日は中野・ベビーシックにて「wireless」。イベント最終回。レギュラー出演者なのに最終回は不参加、という雑なバンド、ザ・パーティションズのイイヤン&ドシー(客で来てた)、「雪国」にも寄稿してくれたHTC*君、gocoupの半蔵君らとダラバナ。昨晩もそうだけど、知人を介して初対面の方に挨拶する時に、知人らがことごとく俺の紹介に困っていて、困った。上に書いたように、率先して徹底しないを実生活でも実践している俺なので「何か、色々やっている人です」と知人らですら俺が何の人なのか説明しづらそうにしている。これではただの不思議なおじさんである。
2階に分かれたフロアで、それはそれは色んな催し物があったのだが、スペシャルなゲスト、五條真由美さんのライヴは最前列で観た。申し訳ない話、彼女のことは知らなかったくせに「スペシャルなのだそうだし、間近で観ておくか」という、得して帰ろう的な浅ましいアレで。だもんで「プリキュア」に関して無知な俺みたいなもんがあんな至近距離で、と知ったらファンの方は怒られるかもしれない、というぐらいのかぶりつきで。……してまたこれが素晴らかしい歌声&曲で。昨年の多くをアニソンを聴くことで過ごした俺ですけど、まだまだこんなに良い曲があったのかと。あの「ソウルフル・ストラット」入った曲は誰が作ってんのー? という質問を誰にしてよいのか分からず仕舞いだったので誰か教えて。つうか、かぶりつきであるにも関わらず仏頂面で聴いてるってのはどうかと思うぜ俺。周りの皆が一緒に口づさんだり踊ったりしているのに仁王立ちってお前。一緒になってホゥワホゥワしようとも思ったけどそんな姿イイヤンに見られたらことだ、と終始TOWA TEIの物まねでやり過ごしてしまったのは反省点。今度五條さんのライヴに足を運ぶことがあったら一緒に歌ったりホゥワホゥワしたりしようと思います。