帰ってきた SHIBUYA STRUT

東:マジで。

今春のオープン以来大きな話題を集めている鍋料理のお店「鍋殺し」。夏でもおいしい鍋料理が食べられると評判のこのお店に、開店以来通い詰めだという東幹久さん(タレント)、バーバルさん(ラッパー)をゲストに迎え、直撃取材を敢行致しました。

記者:何でもこのお店は、夏でもおいしく食べられるお鍋が味わえるそうで……
東幹久:リーリーリー。
記:りー?
東:リーリーリーリーリー!
記:え? リー、リ?
東:リーリーリーリーリーリーリー!
バーバル:リーリー!
東:ゴーーー!!
記:えっ!?
バ:ファーーゥ!
東:野球。
記:えっ? ……あ、野球の。リーリー、ですか。
東:最高な。野球。高校。
記:あー、今。ちょうど。
東:野球はこう、アレだ、面白いね。野球。最高。
記:夏と言えばーって感じですよね。東さんはやはり東京の方ですから、今年は帝京高……
東:鍋がね。
バ:鍋! 鍋ッスか!
東:おいしいんですよー。このお店はね。
記:えーと、ええ。鍋。ですね。
東:辛くてさ。赤いの。もう見るからに辛い。これで辛くなかったら何だっつうぐらい赤い。そして辛い。辛赤い? 辛いんだよ。激辛。パッと見、引くぜ?
記:それはこの、えー、スタミナ……
東:さおう!!
バ:さおっ!!!!
東:さおうって何だよ(笑)。バカ。そう。その何とかスタミナ……何とか。最近はもうそればっか食ってんな俺ら。
バ:えぇ、えぇ。
東:もう口が、何? 事故? 痛ぇの。病気なんじゃねぇのっつうぐらいさ。辛いもんばっか食ってるわけだから口がもう。すごいアレ。
記:あー、じゃ、そうしましたら今日は……。
東:そうね。甘いの。
記:ですねー。
東:辛いんだ。マジで。
バ:マジで。
東:……やっぱ行くか。辛くするか。口を。今日も。
バ:行きますか!
東:辛っ!!!!!
バ:ヘァ!
東:注文する前からもう辛いな。
バ:えぇえぇえぇ。
東:それはねぇよバカ、お前。
バ:えぇ。
記:……えーっとじゃあ、辛いやつで。行きましょう。
*    *    *    *
店員:お待たせ致しました。スタミナ赤カレー鍋でございます。
東:辛い!!
バ:辛い!!
店員:辛いのでお気をつけ下さーい。
東:マジで。
記:そうですねー。……えーと、お二人はオープンしてすぐからこのお店にお通いだそうですけど、やっぱりこう、他のお店とは何か違う……
東:中学のね。
記:え。
東:ここの店長が……オーナー? 分かんないけど。それがどうも、俺の中学の後輩らしくてさ。ほら、渋谷の。そこんとこの。曲がってホラすぐの。あるでしょ。そこの後輩。店長が。店長?
記:あー、なるほど。
東:オーナー? まあいいや。その店長がさ。どうも。よく知らないんだけどさ。まあ、地元に店構えたんだからさ。立派なもんだよね。渋谷に、こんな。なあ。
記:結構大きい、あの、一等地ですもんね。
東:お前、大丈夫かよ。
記:あっ。
バ:(顔面蒼白)
東:汗がお前コレ、汗かコレ? ちょっ、汗お前。
バ:だーっす。大丈夫ーす。
記:うわっ、えっ、大丈夫ですか。
バ:でっす。だーうす。
記:でもかなり蒼、え、本当に。
バ:あーむ。
東:いつもこうなんだよ。
記:いつも!?
東:なあ(笑)。やめときゃいいのに。
バ:あーむ。あーむ。
東:(爆笑)
記:いやいやいや、えーと、どうしましょう。
東:(爆笑)どうしましょうってお前。
バ:あーむ。
記:そうですね、えー(笑)。
バ:あーむ。
東:辛っ!!!!
バ:あーむ。あーむ。
記:えー、
東:マジで。

 鍋殺し
  渋谷区渋谷○-×× ジェットビル9F 営業時間:AM11:00〜PM10:00

……えー、何事かと思われる方も多いかもですが、詳しくはこちらを。
SHIBUYA STRUT
詳しくは、って全然詳しいことは書いてないですけど(笑)。何かよく分からないやつの、続編です。言うまでもなくフィクションですし、僕ァ東さんの大ファンです。最近は実物がフィクションに追いつきつつあるので恐怖を感じなくもないのですが、ええ。マジで。